ToBRFVへの高耐性
ライク・ズワーンから、トマトの葉が茶色く縮れるToBRFV(Tomato brown rugose fruit virus)ウイルスに対して高い耐性(HR)を発揮する革新的な品種をお届けします。当社の高性能ハイブリッドトマト品種で作物戦略をグレードアップさせましょう。縮葉ディフェンスラベルで購入していただけます。
今後、ライク・ズワーンは世界的な育種プログラムで試験および発売用の新品種を引き続き発表していきます。
縮葉ディフェンス™のメリット
高い耐性
耐性の高いトマト品種は、ウイルスプレッシャーのある実際の条件でテストされており、現場での実績も折り紙付きです。
農業経済的な価値
農業経済的な価値と実績を確保するため、高耐性トマト品種はトップ生産者の方々によってテストされています。
台木の使用可能
ToBRFVへの耐性が高い当社のトマト品種は、市販されているあらゆる台木でもご利用いただけます。
ToBRFV について知っておくべきこと
ToBRFV(Tomato Brown Rugose Fruit Virus)は、急速に広がっている新たな植物ウイルスで、世界的なトマトの生産と流通に大きな影響を与えています。 Rugose Defense
ウイルスへの感染リスクが高い圃場では、既存品種が病徴を示し可販果率が下がっていく一方、高抵抗性品種は健全な状態を維持することができます。Rugose Defenseとして販売されるライク・ズワーンの高度抵抗性品種は、市場導入の前に、実際の生産現場で徹底的に試作を行い、その抵抗性や生産性を確認しています。
高耐性品種を選ぶ理由
感染しやすい品種ではToBRFVを抑えられず、ウイルスが広がって収穫量が大きく減少します。中間レベルの耐性(IR)の品種はToBRFVの増殖を限定的に抑えられますが、通常のウイルスプレッシャーでは症状が現れる可能性があります。高い耐性(HR)の品種は通常の条件下でToBRFVの増殖を大幅に制限しますが、プレッシャーが極端な場合は症状が出ることもあります。免疫のあるトマト品種は存在しません。ToBRFVによる作物の損失を防ぐには、HR品種と厳格な衛生対策を組み合わせることが非常に重要です。
台木の使用について
ライク・ズワーンのToBRFV抵抗性品種は、既存のあらゆる台木品種(Tm-2型) と一緒にお使いいただけます。穂木の抵抗性は、感受性の台木品種でも問題なく発揮されます。他社の抵抗性品種はこの限りではないことにご留意ください。弊社の試作では台木品種Suzuka RZを使うことよって、良好な結果が得られることを確認しています。