21/01/2023

業績ハイライト 2021~2022年

ライク・ズワーンが活動しているほぼすべての地域と作物で順調に成長し、売上高は7%増の5億3,400万ユーロになりました。営業利益は、研究開発費の大幅な増加により若干の減益となりました。しかし、当期純利益は物価の上昇により増益となりました。

業績ハイライト 2021~2022年

  • ライク・ズワーンでは、活動しているほぼ全ての地域と作物で順調に成長し、2022年度の売上高は前年度比7%増の5億3,400万ユーロとなりました。
  • 営業利益は、研究開発費の大幅な増加により若干の減益です。しかし、当期純利益は、物価の上昇により増益となりました。
  • 市場シェアは9%で、世界の野菜種子市場のトップ4に入っています。
  • 全世界で3,800人以上の従業員を雇用し、そのうち40%以上がオランダに拠点を置いています。

不可欠な食糧生産

健康的で持続可能な食品に対する注目が世界中で集まる中、優れた種苗への需要も高まっています。ライク・ズワーン取締役ベン・タックスは、2021~2022年の会計年度について、「世界で何が起ころうと、食糧生産はなくてはならないもの。毎日何億人もの人々が、私たちの種子から育てた野菜を食べている。弊社は長年にわたり安定した成長を続け、イノベーションとサプライチェーンの連携に力を注いでいます。」

品種改良

長期的なビジョンを持つ家族経営企業として、生産者、流通業者、消費者の皆さまに付加価値を感じてもらえる新品種開発を目指し、2021~2022年に1億6000万ユーロを研究開発に投資しました。

この継続的な技術革新の一環として、ライク・ズワーンは生産者さまに向け、高収量で気候変動に強く、農薬の使用を減らせるような抵抗性品種を育成しています。 

残る課題

とはいえ、課題はまだあります。例えば、北欧ではエネルギーコストの高騰が温室経営者の頭を悩ませており、オランダではすでに閉鎖に追い込まれた生産者も少なくありません。一方、インフレ率の高騰は、世界の一部地域にも難題を突きつけています。オランダ政府は消費者に対し、高騰したエネルギー価格の一部補償に乗り出しました。 

ライク・ズワーンの年次決算は、2022年11月9日に商工会議所に提出されました。 

Share now