Tomato Brown Rugose Fruit Virus(ToBRFV)は、世界中のトマト栽培に大きな経済的損失を与えてきました。弊社の研究チームは、ToBRFVに対して高い抵抗性を持つ、新しい独自の遺伝子を発見しました。
強度抵抗性 ToBRFV - Rugose Defense(ルゴースディフェンス)
このウイルスが発見された直後、世界中の弊社育種プログラムにおいて抵抗性品種の開発を始め、これらの品種を社内のみならず主要な生産者とともに広範囲にテストし、その実用性を評価しました。現在、ミニプラム、房どりチェリー、カクテル、房どりラウンドなど、既存品種と同等の実用性を持つ品種を「Rugose Defense」のラベルで生産者に提供しています。
全ての市販台木に対応
ToBRFVに高い耐性を持つトマト品種は、市販されているすべての台木と互換性があります。また、台木品種「スズカRZ」は、感受性・抵抗性いずれのトマト品種との組み合わせでも高いパフォーマンスを発揮することが試験で証明されています。
引き続き、強度抵抗性を有したトマトの新品種をご紹介いたします。
抵抗性について詳しくは、ライク・ズワーンのRugose Defenseのページから紹介ビデオ(英語)をご覧ください。