植物の病虫害は、生産ロスの主要な原因であり、生産者の悩みの種です。ライク・ズワーンは、病害虫に対する抵抗性品種の開発に注力しており、Defenceラベルとして実用化しています。Defenceラベルとは、キュウリ、トマト、メロン、ズッキーニ、パプリカ、トウガラシ、その他の品目で、深刻な病害虫に抵抗性を有する品種です。これらの品種を開発するために、数十年にわたる研究開発を行ってきました。
Defense品種を栽培すると、農薬散布回数が少なく済むため、化学農薬に頼らないIPMの実現が容易になります。Defense品種によって、野菜のサプライチェーンに携わるお客さま全てに向け、高品質な野菜の安定生産が可能となります。
ライク・ズワーンは、Tomato brown rugose fruit virus (ToBRFV)へ強度抵抗性を持つ素材を見出しました。実用性を確認した品種は、Rugose Defenseラベルを付与して販売しています。
ToBRFVの感染が深刻な温室で実施したテストによると、感受性の品種に病徴が出て、可販果率が落ちていく一方で、抵抗性品種は完全に健全な状態を維持できました。私たちのRugose Defense品種は、市場に導入する前に、実用的な環境で徹底的な試験を行い、その抵抗性を確認しています。